WindowsタブレットでVisionProを動かしてみる

すみません。本当はOCRMaxのご紹介と思ったのですが、、、
OCRMaxは近いうちにやりますのでお待ちください。

で、正月明けに技術グループにおもちゃが届いていたのを見つけて横取りしてきました。

VisionPro 7.2 32bitのインストール


AcerのIconia TAB W500というWindows 7モデルです。Cドライブの容量が30GB程度と少ないので、いっぱいになる前にVisionProを入れちゃいました。
メモリは2GB、プロセッサはAMDのFusion(C-50)です。

インストールは意外なほど軽快で、あっさり完了。

GigEポートの拡張


このタブレットは残念ながらイーサネットのポートがありません。無線LANだけです。
そこで、USBポートを使ってGigEのイーサネットポートを拡張しました。USB2の速度(480MBits/s)がGigE(1GBits/s)の半分程度なのでパフォーマンスはあまり期待できません。
USBで拡張したLANポートですが、GigE Vision Configuration Toolで問題なく認識され、パフォーマンスドライバも動作しました。

GigE Visionカメラの接続


Basler のAceシリーズの200万画素(最大20フレーム/秒)を接続しました。
当然USB2の480MBits/s(60MB/s)がボトルネックなんですが、接続するカメラも最大40MB/s程度の帯域があれば十分なので、コマ落ちも無くキレイにライブ画像も表示されました。下手なオンボードのギガビットイーサネットポートよりも性能いいかもしれません。

画像処理もやってみる


PatMaxを動かしてみました。
画像は200万画素。サーチエリアは画面全体です。角度自由度はプラマイ45度です。
この設定でPatMaxが約80msでした。決して早くはありませんが、そんなに悪くありません。

おまけ

今回は完全にお遊びです。ただ、タブレットで動くとなんか妙に感動します。キーボードの付いてないノートパソコンと考えれば動いて当たり前なんですけどね。
ちなみに、ライブ表示中に指二本で拡大・縮小もできました。これはイイ!