CVL for Linux !?

CVL

仮想マシンついでにこっちもやってみました。 材料 ・VMWare Player(VMware社からダウンロード) ・ubuntu 8.04 LTSのVMWare用仮想マシン(ubuntu Japanese teamサイトからダウンロード) ・CVL7.0CR13 (linux専用版。残念ながら非売品) 作り方 ubuntu 8.04を…

OmniView 6 をインストールしてみた

OmniViewはVisionProの派生商品で、円筒形の対象物を4台のカメラで撮影して、画像処理で平面の画像に変換するアプリケーションです。OmniView 6は昨年リリースされていたのですが、推奨動作環境が Windows 7 64bit 12 core以上 Memory 12GB以上 とちょっと厳…

 WindowsタブレットでVisionProを動かしてみる

すみません。本当はOCRMaxのご紹介と思ったのですが、、、 OCRMaxは近いうちにやりますのでお待ちください。で、正月明けに技術グループにおもちゃが届いていたのを見つけて横取りしてきました。 VisionPro 7.2 32bitのインストール AcerのIconia TAB W500と…

VisionPro 7.2 でがらっと変わったスクリプト

とはいっても、スクリプト自身は変わっていません。 これまで作ったスクリプトはそのまま利用できます。変わったのはスクリプトの編集、デバッグ関連の機能です。 スクリプトのデバッグ方法 スクリプトにブレークポイント設定 下記はToolBlockのスクリプトの…

 コグネックス製品使いこなしの情報サイト ができました!!

このブログのよりもっと実践的なノウハウ提供をするサイトができました!作者は私よりも社歴の長いベテランエンジニアが作っています コグネックス画像処理を使う際の資料やサンプルプログラム 私のブログはVisionProとCVLに限定していますが、こちらのサイ…

VisionPro 7.2リリースしました

皆様あけましておめでとうございます。長らくお休みしていましたが、今日から復帰します! 昨年末にかけてCOGNEXのプライベートフェア東京、大阪、名古屋、熊本で開催され、その合間にロボット展や国際画像機器展があったりとバタバタしていてお休みしていま…

Quick BuildのスクリプトのQBを使わずにデバッグをVisual Studioだけでやってみる

これまで、Quick Buildのスクリプトエディターの機能がシンプルで、凝ったスクリプトは作りにくいので、いろいろなTipsを紹介しました。 スクリプトエディタの代わりにVisual Studioをエディタとして利用する方法(記事) スクリプトをDLL化することでVisual…

VisionProからCVLを呼び出すサンプル

この記事で書いたように、VisionProとCVLを組み合わせると、いろいろ面白いことができます。実際にVisionProからCVLを呼び出す方法を記事にしようと思ったのですが、ちょっとしばらく時間が取れそうもありません。下記のリンクからコグネックスのテクニカル…

PatMaxのトレインを高速にする小技

PatMaxで、たくさんのモデルを登録(トレイン)する、照合のためにすべてのワークをモデル登録する、などPatMaxのモデルをできる限り高速に登録したいこともあります。PatMaxのモデルを登録する際に、特徴粒度限界(Coars/Fine GrainLimits)の自動算出を省…

PatMax SA(Scene Alignment)はどうやって使うの?

PatMaxを使ったバリエーションのテクノロジとして下記の4種類をよく紹介しています。 PatQuick 高速なPatMax PatFlex ぐにゃぐにゃな変形をピシッと真っ平らに戻す PatMax XLC 低コントラスト、高ノイズ用のPatMax。eXtream Low Contrastの略 :PatMax SA:モ…

Visual StudioでQuick Buildのスクリプトをデバッグする方法

タイトルはちょっとうそです。 スクリプトを直接デバッグすることはできないので、前の記事で紹介した方法を使って、スクリプトの主要な部分をアセンブリ(DLL)にします。 そのDLLをQuickBuildのスクリプトから呼び出して、DLLをVisual Studioのデバッガで…

QuickBuildのスクリプトから自分で作ったDLLを呼び出す方法

QuickBuildのスクリプトからは、.NETの標準のライブラリ(System)やVisionProのライブラリ(Cognex.VisionPro)を呼び出すことは簡単にできますが、自分で作ったアセンブリ(DLL)も簡単に呼び出して利用することができます。QuickBuildのスクリプトで似たよ…

x64アプリケーションの作り方と.NET Framework 4.0用アプリケーションの作り方

自宅環境構築中にちょっとはまったので記事にしちゃいます。 ついでに、32ビット環境でも、.NET Framework 4.0向けで気を付けなければならない点があるのでそれもあ合わせて記事にまとめます。 各欄にx32と書いてあるものは、32ビット環境で.NET Framework 4…

VisionProを買うとCVLがついてくる!?

あまり知られていないようなので念のため記事にしておきます。 VisionProを購入すると、追加コストゼロ円でCVLがおまけにつけられます。 反対に、CVLを購入しても、追加コストゼロ円でVisionProをおまけにつけられます。 おまけを手に入れる条件は? 条件は…

GigE VisionカメラのFeatureの読み解き方

GigE Visionカメラを使う場合、Featureと呼ばれるパラメタやファンクションを利用することが多いと思います。 これらFeatureは、GenICamプロトコルに乗っ取ったフォーマットで記述され、通常はXML形式のデータとしてカメラから取得されます。Featureの定義フ…

Flir社サーマルカメラをちょっと使ってみました

Flir社からサーマルカメラA315をお借りしました。 前から見るとこんな感じで、レンズはこれでついています。赤外線専用のカメラなので、普通のレンズじゃありません。ゲルマニウムレンズです。なんかすごそうですが理屈はさっぱりわかりません。たぶん可視光…

Basler ace 200万画素カメラ提供開始

Basler社のGigE Visionカメラがまた2機種追加されました。 acA1600-20gm(白黒)、acA1600-20gc(カラー) aceシリーズのコンパクトな筐体で、ようやく200万画素カメラが提供されました。 ずいぶん時間がかかりましたが、これでaceシリーズも30万画素から500…

QuickBuildで画像取り込みのフレームレートとネットワーク帯域を計測する方法

昨日の記事のPylon SDK付属のSpeed-O-Meterと同じことをQuickBuildでもやってみましょう。 まずは、おさらいSpeed-O-Meter Basler社が提供しているPylon SDKに含まれるユーティリティーで、GigE Visionカメラで画像を連続して取り込んで、その際のフレームレ…

Basler社のPylonドライバを入れてみた

GigE Visionカメラを使うには、通常はVisionPro/CVLをインストールするだけでいいのですが、カメラメーカーのBaslerも画像取り込みのSDKとユーティリティーPylonを提供しています。 本家Baslerの提供しているインストールガイドです。英語で110ページもあり…

VisionProのコントロールをVisual Studioに登録する方法

Visual Studioがあらかじめインストールされていれば、この記事で紹介したように自動的に、コンロール登録用のツールが起動します。私が自宅PCにVisionProをインストールした際は、OSも新たに入れたため、VisionPro 7.1を先にインストールしてあとからVisual…

画像を高速に90度回転させる

VisionProで画像を高速に90度回転させるいい方法はないものかとご相談を受けました。 ↓ むかし、CVLでプログラミングしていたころは確かMMXを使って何か作ったような覚えがあるのですが、VisionProだと一番簡単なのはAffine変換フィルタです。 回転といえばA…

WireSharkのインストール

GigEカメラなどの動作確認に利用できるツールWireSharkのインストール方法です。 WireSharkは、パケットキャプチャと呼ばれるアプリケーションで、イーサネットを流れるパケットを捕まえて(キャプチャして)中身を解析するツールです。 TCP/IPなどのイーサ…

GigE Visionカメラ関連の初期設定と簡単なトラブルシューティング

GigE Visionカメラを使い始めるにあたっての設定や注意点、簡単なトラブルシューティングを解説します。 PCにイーサネットカードをインストール PCにカードを挿して、ドライバーをインストールするところまでは省略します。 ここでは、4ポートのイーサネッ…

性能のよくないイーサネットアダプタにGigE Visionカメラをつなぐとどうなる?

展示会の出し物の手伝いをしていて、今日のお題の現象にぶつかりました。問題のイーサネットアダプタはオンボードのもので、一応インテルのコントローラなのですが Jumbo Frameの設定もないものでした。試したカメラは4台。すべてBasler社のGigE Visionカメ…

GigE Visionの取り込みミスを見逃さない方法

GigE Visionカメラを使うに当たって一番心配なことは、「画像取り込みミス(画像の取りこぼし)」だと思います。実際にはGigE Visionは、ネットワークの帯域設定を正しく行うことで、取り込みミスを心配する必要はないのですが、万が一取り込みミスが発生し…

32ビット or 64ビット

最近Windows 7の普及とともに、64ビットOSの普及が急激に進んでいるように感じます。 電気屋の店頭で販売されているPCのプリインストールOSがWindows 7 64bitの構成をずいぶん目にするようになりました。個人的にも2009年ごろから自宅PCはWindows Visata 64b…

VisionPro/CVLで使えるちょっとおもしろい小型PCご紹介

ちょっと面白いPC2台を紹介します。 (PCの写真はデモ機を借りたら掲載しますね。それまでは、リンク先でご確認ください) GigE VisionカメラにもってこいなPC ADLINK EOS-1000 台湾のADLINK社の製品です。 特徴 PoE(Basler Aceシリーズに電源供給可能)機…

Basler ace 5Mカメラの思わぬ落とし穴

Basler社のGigE Visionカメラのaca2500-14gm/gcは、500万画素の高解像度ながら、5万円台というとってもお手頃価格で魅力的なカメラです。 ただ、安いからには何か理由があります。落とし穴にはまらないように気を付けて安いカメラを使い倒しましょう。 落と…

CVL/VisionPro Patch File for MVS-8510 Supportがダウンロードできるようになりました

いきなりダウンロード可能になったこの謎のパッチファイル。 とりあえず今すぐにこのパッチをあてる必要はありません。このパッチは、アナログフレームグラバのMVS-8500シリーズのマイナーチェンジ版のMVS-8510シリーズ向けのものです。 MVS-8510の出荷時期…

GigE Visionエリアカメラの一覧

コグネックスで取り扱いのあるGigE Visionエリアカメラの一覧です。 以前ラインセンサの一覧を掲載したのでエリアセンサもまとめました。 現在はすべてBasler社のカメラです。似たようなカメラがたくさんあってどれを選んだらいいのか悩ましいです。 機能の…